2人目の子供が生まれることになり赤ちゃんを心待ちにする一家のお話です。
まず、お父さんが赤ちゃんのゆりかごを作り、
おじいちゃんが色がついてないから味気ないとペンキを塗ってくれます。
おばあちゃんは寝心地の良いようにと、
パッチワークのお布団をこしらえてくれます。
赤ちゃんのお兄ちゃんは、
生まれてくる赤ちゃんが退屈しないようにと
モビールを作って、ベッドの上に取り付けてくれるのです。
最後に、お母さんがゆりかごを見に来ます。
お母さんは何かが物足りないと考え込みます。
そして、美しい月明かりが差し込むようにと
ゆりかごを窓のそばに移動したのでした。
家族全員からこんなに心待ちにしてもらって
生まれてくる赤ちゃんは、本当に幸せですね♪
この絵本の面白いところは、この「ゆりかご」の制作に携わった家族全員が
ゆりかごの寝心地を確かめるべく、ゆりかごに入ると
その寝心地の良さに、思わず寝入ってしまうところです♪
そう言えば、長女が生まれた時、
退院の日に時間がきても、なかなかパパが迎えに来ず
掃除のおばちゃんに「そろそろ…」と急かされながら
パパを待っていたことを思い出しました。
大事な赤ちゃんが家に来るのだからと、
早朝から念入りに掃除をしてくれていたのだとか。
次女が生まれた時も、
パパは買う予定のなかったベビーベッドを
一人で買いに行って組み立ててくれていたっけ。
三女の時は……う〜ん、何かあったかしら……
思い出せない。(*^m^*) パパ、ごめんよ〜。
赤ちゃんの生まれてくるご家族にオススメの1冊です。
ご懐妊の報告をくれた お友達にプレゼントしたら
喜ばれるでしょうね♪
我が家はもう3人の子供に恵まれてしまっているので
もっともっと早くに この絵本に出会いたかったなあ…♪
読んでいるうちに静かに感動して涙が流れます。