りんちゃんは赤ちゃんのときの病気で重い障害があります。でも保育園のお友達はりんちゃんの個性ととらえ同じように過ごします。
ペカン(洋くるみの木)の木の下にマットをひいてりんちゃんは寝転んでいます。その周りでみんなが寝転んだり木に登ったりして遊ぶのです。
りんちゃんは毎日見上げているペカンの木に登りたいと意思表示しました。子どもたち抱かえたり、おんぶしようとしたり、でもこどもたちの力では無理です。困っていたら後ろから先生の声・・先生がおんぶして大きなペカンの木を登りました。いつもは見上げてばかりのりんちゃん、遠くの景色が見えます。やまばとも見えます。りんちゃんだけでなくて友達もすごく嬉しそうで・・・子どもっていいなぁ・・と思う本です。