手土産を持って引っ越しのご挨拶に行く。
何かをもらったらお返しをする。
物をあげるときに「つまらない物ですが・・」という。
とても日本的な習慣です。旅行のお土産などのお返しが続いていくのは、実際の生活でもよくある話ですが、この絵本ではお返し合戦がどんどんエスカレートしていき、とても滑稽に描かれています。
「おかえしの おかえしの・・・」など同じ言葉が何度も出てきて読み疲れるので、娘に「ちょっと読むのを省略してもいい?」と聞くと、「ダメ!全部読んで。」とのこと。子供にとっては、このしつこいぐらいの繰り返しもおもしろいのですね。