お馴染みの童話「おおかみと7ひきのこやぎ」を現代風にアレンジした絵本。
アレンジですから、基本的な登場人物やストーリーはそのまま。だから、童話をもとにした驚いたり笑ったりするような、ストーリー展開にはなってません。
(実は狼が弱虫で子ヤギにいじめられるとか、そういった類のパロディではないですね)
オオカミが頼りに行く先が童話ではありえない場所だったり、子やぎ達の遊びも現代府だったりする程度で、際立って目新しい面白さは特にないので、退屈と言えば退屈かも。
最後にお母さんヤギがお仕置きをするところが、一番斬新だったか所でしょうね。
とはいえ、良くない作品というわけでもなく、極々普通の絵本だと思いました。もっとはじけた感じに思いきり現代風にしてみたら、もっと笑えたかもしれませんね。