さすがセンスがいいというか、味があるというか、独特の素晴らしい空気が流れる絵本だと感じでした。主人公はサングラスがとても決まっている素敵な人物でした。素敵な島で芸術家を気取り、たくさんの友達に囲まれとても幸せそうでした。一番可笑しかったのはピラニアで”右から取るなって言ってるだろう”と自分の事をとても分かっていてこだわっているところが良かったです。その隣のピラニアはもっと可笑しくて”なんで僕は映ってないんだ”と抗議しているところが面白かったです。静かな空気が流れているにもかかわらず面白さが込み上げて来るのが好きです。絶版なのが残念です。