この本は江國香織さんが訳をなさっています。だからかもしれませんが、絵とともにとても優しい作風に仕上がっています。
クララと一緒に暮らしている子グマがおとうさんくまに会いたくなります。おとうさんってどんなひと?と道行く人に尋ねれれますが、その子グマの返事がとてもいいのです。そうか、子供っておとうさんのことそう思っているんだ、と思います
我が家の娘たちが一番気に入っている子グマの返事は「おとうさんってぼくがただそのままでいるだけで僕を愛してくれる人」というものです。そうか、そうなんだ、と思いました。