方言っていいですよね。大好きです。
題名の「ふるやのもり」って、不思議な言葉です。私は、はじめ、ふるやという所にある森だと思いました。でも、この「ふるやのもり」をおじいさんとおばあさんは、何よりも怖がっているのです。その話を影で聞いていた泥棒と狼は、大変怖くなってしまい、一目散に逃げ出すというお話なのですが、実は、この「ふるやのもり」とは、古い家に住む老夫婦がもっとも恐れている雨漏りのことだったという笑い話です。方言て、とてもわかりずらい言葉もありますから、そんなところから生れたお話なのでしょうね。
すごく面白くて、子供たちも、「ふるやのもり」って何なんだろうと、夢中で話に引き込まれる感じでした。
このお話の魅力は、ストーリーとともに、おじいさんおばあさんが口にする方言にあると思います。だから私も一生懸命、それっぽく方言でお話を読んであげました。