さるの顔がなぜ赤いのかを、おもしろおかしく描いたお話。一人の男と、一匹のオオカミがある家にしのびこんで、馬を盗もうとしますが、「ふるやのもり」を勘違いして恐れたことから、とんでもない展開になっていきます。
この絵本、ずっと前から知ってはいたのですが、「ふるやのもり」って何だろうとずっと謎だったのです。まさか、古い家の雨漏りだったとは!なんだかこむずかしいお話なのかと思っていたのですが、笑えるお話でした。きちんとした絵よりも、田島さんの感じの絵の方が、このお話に合っているのではと思います。
昔話ってやはりおもしろいなぁと思いました。