すこしむかし、ちょうちょうからパーティーのおさそいの手紙が来ました。
アマガエルさんに、アリさん、ねきりむしさんに、くもさん、かたつむりさんに、はちさん、それぞれ、プレゼントをもっていってみると、くつがいっぱいおいてあります。
だれのくつでしょう。
「ぼくはくつをいっぱいはくから、あしがはやいんだ。」
と、むかでさんがいばっていいました。
そして、楽しいパーティーが始まります。
とつぜん、はちさんがおなかがいたいとなきだします。
さあ、だれがお医者さんをよびにいったらいいのでしょう。
もちろん、あしのはやいむかでさん。
「まかせてくれ」
ところが、いつまでたってもお医者さんがこない。
玄関にいってみると、むかでさんがふうふういって、くつをはいていたのです。
くつがたくさんあるから、あしにはくのがたいへんだって・・・
どこかで聞いた話だなって、思って借りてみました。
字が大きくて、娘が一人で読むにはちょうどいいかなって思ったのですが、途中で疲れてしまって、私が読みました。
虫達のデッサンが好きです。
{あかちゃんのむかしむかし}と書いてありましたが、最後のおちがわかるのは、もう少し大きくなってからだろうなって思いました。
娘の感想といえば、「どうして、むかでは足がたくさんあるの?」でした。
それにたいして、答えられない私でした。(汗)