とてもリズムのよいお話です。
「あったとさ、あったとさ、ひろいのっぱらどまんなか、きょだいな〜〜があったとさ」というフレーズは、娘のお気に入りです。あっという間に覚えて、読んでくれるようになりました。
いろんな「きょだいな」ものが出てきますが、中でもせっけんとトイレットペーパーは楽しいお話です。せっけんやまのすべり台は、大人でもやってみたくなりますし、トイレットペーパーの場面では、「みんなでおしりをふいたとさ」と言っては 娘と夫は大笑いしています。
お話がおわったあとのページには、見落としてしまいそうですが、せんぷうきでとばされた子どもたちが、(たぶん)お父さんやお母さんに抱きとめられる絵があって、何だかほっとします。