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ないた」 ジュンイチさんの声

ないた 作:中川 ひろたか
絵:長 新太
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2004年04月
ISBN:9784323070476
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,167
みんなの声 総数 99
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  • 泣く気持ちを考える絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    中川ひろたかさんと言えば、「ピーマン村」シリーズがつとに有名です。
    長新太さんは、「きゃべつくん」「ごろごろにゃーん」等のナンセンス絵本で知られています。
    そんな二人が、「泣く」という気持ちに関して、考えさせる絵本として世に送り出した絵本です。

    帯にあった中川ひろたかさんの言葉が秀逸でした。
    「ぼくは、こどものころは、ひどいなきむしでしたが、
    おとなになると、あんまりなけません。

    ぼくは、こどものころのように、
    まいにち、なけるようなひとになりたいのですが
    どうも、うまくいきません。

    おとなになってわかったことだけど、
    すぐになけるのって、すばらしいことなのね。
    まいにちなけるなんて、かっこいいことなのよ。

    ひとには、いろんな「なく」があって
    いろんな「なみだ」があります。
    「なく」ことについて、すこしかんがえてみようかな」

    前半は、ぼくが色々な理由で泣くシーンが展開します。
    後半は、おとうさん、おかあさんに言及していて、おとなは泣かないと結んでいます。
    泣くのは子供の仕事とさえ言われ、子供は、確かに泣くことによって、その辛い思いをきれいさっぱり流しているような気がします。
    そう考えると、子供の泣く行為をたしなめるというのは、親の不用な行いなのかも知れません。
    素直に自分の感情を泣くことによって表現出来ることは、実は、凄く素敵なことであって、子供の特権と思える、そんな印象を持ちました。

    子供と一緒に泣くことについて考える良い機会になり、大人にとっては、子供が何故泣くのかを考えさせられる絵本として、オススメします。

    投稿日:2011/08/23

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