百獣の王であるライオンが、息子であるヌーノと散歩中に、突然
山の斜面から大きな岩が転がり落ちてきて、頭の上で砕けたもの
だから、ヌーノは、お父さんが死んでしまったと思いました。
冠を被って王様の代わりに動物達の相談事や悩み事に耳を傾け
ましたが、「うーん・・・・・どうしたら よいか 考えてみよう」と、言う
のが精いっぱいでした。恐ろしいほえ声とともに現れたおとうさん
ライオンに、ほっとし、偉大な父である百獣の王の頭の大きなこぶ
をじっと見つめていました。ヌーノは、自分の心が大きな重荷から
解き放たれてよかったです。