「あそび島シリーズ」は長男が気に入ってます。
画面いっぱいの顔を大胆に描かれる伊藤秀男さん(確か今朝のてれび絵本で「けんかのきもち」やってましたね?!)の方が、迫力があって好きなのですが、女の子の繊細な気持ちを表すなら、長野さんのもいいですよね?!
今回は、ひっこしてきたばかりのふうこちゃんのお話。
ともだちの輪の中に、どうやって入っていったらいいのかわからず、本(「せとうちたいこさん」ってとこがいいです♪「ありがとうのきもち」も近くにありますよ!)を読んでるふうこちゃん。
別に、仲間はずれにされてるわけじゃないし、ひとりで本を読むのも好きだけど・・・なんだか、迷子の気持ち。
夏休みがやってきて、ホッとする。
前の友達が、泊りがけで遊びにきてくれて、うれしそう。
ああ、やっぱり友達っていい!
そんな夏休みが終わり、2学期が始まる。
ふうこちゃんは、お母さんにきっぱり言った。
「ふうこはともだちがほしいの!」
こんな風に宣言するって、けっこういいかもしれないね。
勇気が出る!
自己暗示じゃないけど・・・。
我が家の場合、長女が自分から友達の輪の中に入っていくのが苦手なタイプ。ひとり遊びも好きだし、春休みだというのに、1日家で本読んだり、絵描いたりしてる。(長男とは正反対!)
誰かが誘ってくれれば、喜んで遊ぶんだけど、自分からはなかなか勇気が出ないようです。
そんな長女に、この絵本がどんな影響を与えたか、静かに見守ることにします。