今年もまたこの話を読む時季がきましたね。今年の子ども達はどう思うでしょうか・・・。
徒競走の前ってこんな気持ちになりますね。ドキドキとともにおしっこへ行きたい・・・
友達とトイレに走った少年は、けがをして泣いている幼い男の子に出会います。この時、私ならどうしただろう? おうちの人を探したり、誰か大人に頼んだり・・・ この少年は優しいですね。でもそのせいで徒競走の自分の順番が来てしまいます。遅れても走ったところにこの少年のまじめさがよく出ています。
なんで走っちゃたんだろう・・・もう恥ずかしい〜という気持ちもすごくよく分かります。
優しい先生に励まされて、先生の鉢巻をしめたこの少年の運動会はきっと素晴らしいものになったことでしょう。
これを紹介した時、ある男の先生が、自分はいい匂いはしないけれど同じようにしたいと思うと感想を言ってくださいました。この先生もいい先生だなあと思いました。