川端誠さんの落語絵本、地球をほるなど読みました。
ぴかぴかぷつん そうかーすなつぶたちのことだったのですね
それは いのちも めばえぬ はるか はるか むかしのこと・・・・
こんなはじまりで 数え歌のようにつづられています
小さな砂粒が集まって気の遠くなるような長い長い年月を経て石になり岩に山に
山ができ森ができると 木や花や生き物たちが生存すると言う地球の歴史を感じました
そして人間の出現 大きな岩山を崩して 侍たちは 村人たちに運ばせ城を築くのです
このあたりから 人間の権力のある者と権力のない村人が使われて働かされたという歴史に入っていくのです
その後は権力争いの戦いへと
ひとつ ひとびと ちをながす
ふたつ 不思議で なりませぬ
みっつ みじかき つかのまに・・・・・・
人の命の重さを川端さんは この絵本で伝えたかったのでしょうか
人間の争いの愚かさ 今もなお争いがあることへの嘆きが伝わります
砂つぶたちが みんな 顔になっていて 川端さんの言葉を伝えてくれているように思いました
紙粘土で作られすごいな〜 (すばらしいアートです!)
お話しと数え歌もすごいです
「ものがたり」三部作も読んでみたいです!