「ぼうやにいのちをくれた人は誰ね〜?」
オバアがこうちゃんにたずねました。
ぼくにいのちをくれたひと2人、
お父さんとお母さんにいのちをくれた人、4人、
おじいちゃんとおばあちゃんいいのちをくれた人、8人、
ひいおじいちゃんひいおばあちゃんにいのちをくれた人、16人
そのまた上に32人、
そのまた上に・・・
家系図を見て、「おじいちゃんとおばあちゃんはどれ?」
「ひいおばあちゃんはどれ?」と子どもは聞いてきました。
「これがパパのほうのおばあちゃんで、これが・・・」と当てはめて読みました。
見開きい〜っぱいに書かれたご先祖さんには感動していました。
同時に私も、あらためて命の尊さを考えさせられました。
この一人でもいなかったら、生まれてなかったんだよね?
ご先祖さんをたどっていくと、みんなつながってるのかな?
と夫とも話していました。
そして、子どもが大きくなってまた子どもが生まれると、いのちはずっとずっとつながって行くんですよね。
本当に神秘的!
この絵本を読んで、突然子どもが「パパさん、ママさんありがとう。」と言いました。
自分が生まれたことの奇跡、命の尊さ、ご先祖さまへの感謝の気持ちが目に見えてわかる素晴らしい絵本だと思います。
子どもはもうすぐ誕生日なのでまた読み聞かせしたいと思います。
また、お墓参りの前や親戚が集まったときなど、家系図を見ながらまた読みたいと思います。