息子がモモちゃんを気に入ってシリーズ全部借りてきたなかの1冊です。
モモちゃんが夜おもちゃのピアノを弾いて、おかあさんに「蛇がくるわよ」と叱られる話です。
息子もおもちゃのピアノを持っていて、モモちゃんと同じように夜弾いて叱られるので、とても親近感を抱いたようで、お気に入りです。夜音を出すと蛇が来るという話(私も子供のころ良く言われました)を信じ、この絵本を読んで以来、ピアノで遊ぶ度に時間帯を気にするようになりました。でも、何度も読むうち、「へびが出るよ」と言っても、「ソースかけてあげるから大丈夫!」と口答えをするようになりましたが。
蛇の立場から描かれている場面から、あっという間に絵本の中の世界に入ることができます。たわいない話のようで、大人が読んでも飽きません。絶版なのが残念です。