怖がりのかえるの主人公は、夜に聞こえた音が怖くて何度もパパやママを起こしにいきます。気のせいだと決め付けていたパパですが、気づくとたしかに妙な音が聞こえます。子供のジェロームを起こして、外にでて音の正体を確かめると。モグラと鳥と魚がたてた音だと正体が分かります。それがわかって、ジェロームももう怖くなくなります。
怖いからといってただ「大丈夫、パパやママがいるよ」となぐさめるのでもなく、「気のせいさ」ととりあわないのでもなく、一緒に確かめることで、ことで、恐怖の原因自体がなくなると、子供も次からも「自分で確かめようか」と思うかもしれません。
恐怖の克服方法としてはなかなか良いのではないかと思います。