5歳の息子が昆虫に興味を持ちだした頃、初めて買ったガイドブックです。
20cm角ほどの小振りな本で、図鑑ほどの仰々しさはありません。すごく身近な“むし”ばかりが載っていて、飼い方やエサの情報では図鑑以上に重宝すると思います。我が家にやって来たトノサマバッタやエンマコオロギについて調べるのにも役立ちました。
それ以上に、暇さえあれば一日中でも眺めているほどの気に入りようには正直驚きました。これほど“買った甲斐があった”と思えた本はありません。
今では表紙からページが抜け落ちそうな状態で、「ルリユールおじさん」に直してもらわないといけないほど。
もうじき6歳になる息子の興味は、水に住む生き物にも拡がりました。やはり色々な本を見比べた結果、同じシリーズの「ちいさないきもの くらしとかいかた」を選びました。
ザリガニやメダカ、カエルにトカゲ、一般的な図鑑のくくり方はせず、身近にいたり、子供の興味対象を中心にまとめてあるようで、こちらも秀逸なガイドブックです。