おいしそうなカレーの表紙に呼ばれて手にとりました。
パパの顔は出てこないのですが、
カレーを作る、大きな手と大胆な調理がかっこいい!
武田美穂さんって、かわいらしい絵のイメージでしたが、
食材の質感まで伝わるリアルな絵と
「ざっくざっく」「パチパチジュー」「パキッ ポチャン」と楽しい音が、
臨場感たっぷりで、作り方が本当に良く分かります。
ウチは火を使うとき、息子達は台所に立入禁止!なのですが
絵本なら大丈夫、息子はかぶりついて見ていました。
余裕のある時、ちょっとやらせてあげようかなぁ。
やっぱり驚いたのは・・・バナナ。
当然の成り行きで、バナナを入れさせられましたよ。
ウチのパパは料理が苦手なので「お母ちゃんのパパ・カレー」
思ったほど違和感はなく、味はまろやか、フルーティーな香り漂う、新しい味でした!
ふと、私の父の料理も必ず隠し味になるものを入れていたなぁと思いだしました。
男の人の料理は、家事の一つというより、趣味というか、遊び心がいいですね。
子どもが調理に挑戦するきっかけやイメージトレーニングにもなりそうだし、
美味しい料理が、手をかけて作られていることを知り、作ってくれた人に感謝する、
そんなきっかけにもなりそう。
カレー好きなお子さん、調理に興味が出てきたお子さん、パパが好きなお子さんにおすすめです!