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どうぶつさいばん ライオンのしごと」 かがやきさんの声

どうぶつさいばん ライオンのしごと 作:竹田津 実
絵:あべ 弘士
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2004年08月
ISBN:9784033313603
評価スコア 4.73
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みんなの声 総数 44
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  • 自然の摂理

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    広い広い大地で、動物たちが集まって、
    ルーのお母さんを食べたライオンの裁判を始めます。
    動物たちは冷静に淡々と意見を述べていきます。
    それぞれの言い分はもっともで、
    結論は、「ライオンは自然界を守るために狩りをする、よって無罪。
    しかし、お母さんを食べられたルーの子供の気持ちはわかってあげましょう。」優しさ溢れる名裁判官でした。
    そして、動物たちは口々に「いい裁判だった。」と納得していました。
    妙に腑に落ちたすっきりした気分になりました。

    自然界の掟に従って生きている動物たちは、
    それぞれが役割を担っているのですね。
    自然の壮大さを感じました。
    そんなことも、岩の上のいちじくの木はお見通し…。
    あべ弘士さんの挿絵が、動物や大地の様子を
    素晴らしく描いていて、親子で感じ入りました。

    もっとお兄さんになったら、じっくり読んでほしい本です。

    投稿日:2009/02/04

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