この絵本の挿絵は木版画なのかしら?
迫力満点で素敵です。
きたかぜはきたかぜらしく、みているだけで飛ばされそうな
気がしますし、たいようは、じりじりとあついです。
娘もインスパイアされたようで、ぐるぐるうずまきのきたかぜを
描いたりもしていました。
しかし。
最後のページで「どうですか。ぼくのかちですね」
「ああ ぼくのまけだな」と読んであげていたら「なんの競争して
たんだっけ?」と(笑)。
えー。なんでそんなこと忘れちゃうのー。
忘れんぼな娘にとっては、(たぶん教育的な意味があるであろう)
物語の意味がまったく役にたたなかったのでありました(笑)。
まあ、そんなこと気にせずに、絵の迫力とか一瞬一瞬の場面を
楽しめればいいとは思うのですけれどね。