湖で暮らすローおじさんが、不思議な老婆に親切にしてもらったお礼に貰った種から、ハスの花の精リアンが生まれました。リアンがハスで触れるだけで、魔法でローおじさんの暮らしを助けてくれました。でも、その噂を王の欲張りな娘が聞きつけてリアンを一人占めにしようとします。ローおじさんは、リアンの居場所を教えないものだから、城の牢屋に入れられてしまいました。それで、ローおじさんを助けに城に行き王の要求通り部屋中のものをみな金に変えてしまったのですが王の娘は、それだけでは足らず、リアンのハスを取り上げようとハスに触れてしまったものだから、王の娘は、冷たい金の像にかわってしまいました。不思議な老婆の「心が曲がった欲張りなものは、必ず最後に報いをうける」に、納得しました。花の精リアンは、普通の女の子としてローおじさんと暮らせるようになってリアンが喜んでいるので、よかったなあと思いました。