3歳10ヶ月の息子に読んでやりました。野菜をプランターなどに植えると、喜んでじょうろで水をあげる息子にとおもって読んでやりました。珍しいテーマですしね。
じょうろさんはみいちゃんのうちでいろいろな植木はもちろん、犬にも水をかけてあげていましたが、水がもれるようになってしまいました。そこで、新しいじょうろを買ってくるととたんにじょうろさんは庭の隅っこに追いやられてしまいました。もうみんなに忘れ去られてしまったかのようでしたが、ある日みみずさんがじょうろさんの中から出てきました。じょうろさんの底に穴が開いていて、そこから入ってきてしまったとか・・・。その上、すみれさんがじょうろさんの中に溜まった土に種をばら撒いてしまいました・・・。でも、春になるとその種が芽を出しました。それをみたママは、じょうろさんの底に穴が開いているので水はけがいいので、芽がでているすみれの植木ばちにと再利用してくれたのでした。
じょうろさんの華やかな人生(?)ではなく、その後のいわば老後を扱っているので、ちょっと湿っぽいストーリーでした。息子にはちょっと難しかったみたいですが、みみずとか見慣れないものがでてきたので刺激はあったみたいです。じょうろさんがそのまま埋もれないでよかった・・・と親心には思えるばかりですが、たまにはこういう話もいいかなと思いました。