この本はいろいろな写真と言葉をつづった本です。
「みんな ぜんぶ いろんな」という言葉の繰り返しが、だんだん作者のメッセージのほうへ近づいていきます。
はじめはコップや時計など、いろんな「物」たちが続きます。
つぎに木や花や鳥や虫や、いろんな生き物。
そして人にも、いろんな顔の人やいろんな国の人などいろいろあるけれど、
みんなみんな、おんなじ命だね、ということを、シンプルな言葉でさらりと伝えてくれます。
年齢の低い子たちにも、少し大きくなった子たちにも
もちろん大人にもそれぞれに受け止めてもらえる本だと思います。