好き嫌い別れるかもしれませんね。
友達の意味の是非などをレビューに書かれている方が多かったのですが、私は単純に発想が面白いと感じる本です。
子供も「ともだちいちじかんひゃくえん」の響きが面白いようですし、最後まで集中してきいていくれました。
ナンセンスな内田麟太郎さんが書かれているので、あまり深い意味はないのかと思います。ただ、結果として友達の意味を考える作品になったのではないかと思います。(私の勝手な思い込みかもしれませんが)
実際、講演会で「ともだちに(や)をつけたら全く違う意味になって面白いかなと思ってうかんだ話です」というようなことを言われていました。
絵も内田さんが降矢ななさんに頼まれたようです。
まさか、ちんどんやみたいになるとはおもっていなかったらしいですが、あくまでも、面白さを忘れない絵本にしたかったようです。
結果的に、キツネとオオカミは金銭関係のない友人になったのでめでたしです。続編も面白いです。
ただ、やっぱり金銭の概念があるくらいの子供の方がより面白さがわかるかな?とも思います。