シリーズ10作目、今回のお話はチュウチュウ通り10番地に住む郵便屋さんスタンプのお話。
スタンプは郵便屋さんであるが故に全く手紙が来ないのだけれど、みんなに手紙が来るのに自分にだけこないことを落ち込んでいました。
そこでペンフレンド募集の広告を出しみたら、驚くほどに手紙がきてしまいます。それも、毎日顔を合わせているので、知っているネズミの知っている話ばかり。返事を書くのも一苦労、またその大量の手紙を配達するのも苦労。すっかり疲れ切ってしまったスタンプ。その姿を心配したチュウチュウ通りの仲間達が全員で家に訪ねてきてくれました。
それぞれの優しい言葉が本当に感動的でした。
セーラが優しく肩を抱くシーンに胸が熱くなりました。
こんなに素敵な仲間に囲まれ、お互いに支え合い、皆が幸せなんだろうなぁと改めて思いました。
シリーズ前作、どの物語も本当に面白く感動的で、優しい挿絵も大好きになりました。子供が物語を楽しめる年齢になったら、全巻揃えたいと思います。