とにかく絵に迫力があります。そして題名も、一度聞いたら忘れられないようなネーミングで、心惹かれるものがあります。
しかし、読み終わった後に、今のは一体なんだったのだろうか、と親子でボーっとしてしまいました。
多分、チャンバラ好きには、堪らないと思います。
そして、主役の二人が、なぜか突然美男美女風に変身したり、最後にまた子供風に戻ったりして、とても漫画チックなようであり、昔懐かしい時代活劇風でもあり、独特な感性で描かれた絵本です。
多分、はまる人は、きっとすごくはまってしまうのだろうと思います。
読んでいて、大人の私は、無声映画時代のチャンバラシーンに使われていた音楽が、頭の中にずっと流れていました。