南の国と北の国、どちらの国も一度も仲良しになったことがなかったので、お互いを滅ぼさなければならないと考えていました。これが、戦いの始まった理由でした。
そして、なかなおりのきっかけは二つの国の下っ端の兵隊が暇を持て余して作った土のふえの音色だったのです。
何時の時代のどの戦争もこれと同じような理由で始まるのではないでしょうか?なんだか、これといった理由もなくわけもなく人々が戦いに巻き込まれて行く。
そして、戦争を終らせるのはふえの音を楽しむ、庶民の心なのでしょう。私たち一人一人が感じていることを口にしていって世界中から戦争がなくなればいいのにと思います。
今西先生は自らも広島を体験されたかただったと思います。そういう方々が今、御高齢で活動を休止せざるをえなかったり、亡くなられたりしています。この日本で子供達に戦うことのむなしさをどう伝えっていったらいいのか。私も戦争などしらない世代ですが、考えて行きたいと思います。