他のレビュアーの方と同様に、
私も土笛の作り方的な本だと思って借りてきてたら、全く予想と違い、
戦争を解決するにはどうしたらいいかというテーマでした。
北の国と南の国の人が戦争をしています。
お互いに相手を滅ぼさないといけないと思っています。
理由は一度も仲良くしたことがないからです。
ある兵士が土笛を作って吹いたことから、その音色によって
北と南の兵士同士の心が通じます。この場面がとても素敵で感動しました。
二人とも涙を流しながら笑ってるような顔なのです。
よい音楽は国境も、諍いも超えらるのだと思いました。
いつも私が読み聞かせで読んでいるような本とは違って
子供が笑ってきくような話ではないですが、ぜひ子供たちに読んでみたいと思いました。
小3の息子は「そうか。こうやって仲直りするのか。
笛で仲良くなれるんて良いお話だね」と感想を言ってました。
何か感じたものがあるといいなーと思います。