ねずみ達があまりにかわいいので選んだ絵本。
縦長の製本も、木を描くのにぴったりで気に入りました。
木はページを開いて右側、ずっと同じ一位置に描かれています。
そして、つぼみができたり、花が咲いたり…
そういえば、木はいつも同じ場所にいるんですよね。
木にとって見える景色は、いつも同じ場所。
そう考えると、同じ場所での景色の移り変わりが描かれているこの絵本は、木の気持ちに近づける絵本なのかな…と思いました。
木と仲良くなるねずみのきょうだい。
娘にも植物や動物など、生き物を大切にしてほしいと思いました。
谷川俊太郎さんの訳も、とっても素敵。
「でも、たいせつなのは、きもちでしょ」
など、ちょっとおませなウィニーの言葉が印象に残りました。