小学校一年生の読み聞かせにする絵本を選んでいて
イラストのかわいさにひかれたのと、「どうしてぼくだけ・・・」
の小見出しに醜いアヒルの子を連想し選んだのがはじめ
その後、もと絵本が苦手な息子にも読んだら好評でした
主人公かっくんは、自分がほかの子と違うことがわかっても
みんなと合わせようとしたいという気持ちのある子です
でも頑張っても身体のつくりがちがうのでうまくいきません
かといって周りのみんなは合わせてあげようとはしません
ここでおもったのは、かっくんはみんなより大人だなって
みんなは、一人で違うかっくんに合わせられないけれど
一人で違うかっくんは、みんなに合わせようとしている
(で、はじめ連想した「みにいアヒルの子」とは違ったかな)
さらに自分だけ違うがゆえにみんなにあわせると、せっかくの
いいところも見えなくなってしまい、どんどん影のうすい存在
になってしまうんですけど・・・
そんなかっくんがみんなの危機なときに、みんながもってない
自分でもわからなかった隠れた才能ともいうものが発揮され
結果、みんなを助けてあげることもできました
それからかっくんはヒーローです
みんなもかっくんに合わせて、じゃなく、一緒に・・・
「みんなと違うからいい」とも思える気持ちがよい話です
前向きなかっくんのおかげで話が暗くならないというか
かっくんのパパやママが大事に育てたからかなと思える
みにくいアヒルの子の話は、親にも見捨てられていたから
似ても似つかない話でしたね
子供がこの絵本がよかったと思えたのはきっと
共感できる部分を見つけたとおもうので、よかったかな!