息子は昔話のような語り口が面白かったようです。
田んぼの脇に咲くアザミに恋をしたイタチが、水不足でしおれているアザミを枯らしたくないと、水神様に必死にお祈りして一生懸命雨乞いの踊りを踊ります。
ついに雨が降った時には作物が育たず困っていた村人も大喜びでした。
それにしても、水神様を怒らすようなことをやったのはイタチだったとは。これからは川に唾を吐くようなことはきっとこんなことはしないはずですね。
自然の中にも神様がいるということに息子は驚いたようでした。私たちの生活は自然の恵みがあってこそ成り立っているものです。そのことに気づける絵本だったなと思います。