イラストは山下勇三さんです。ちょっと表紙絵が独特の感じをかもし出しているので、表紙を見ただけだと、(私、個人は)手にしなかった絵本かもしれません。
でも、手にしてよかった!!すごく、とても、サイコーに面白かったです。そして、この絵本で紹介されている魚たちの生態は、作者の中山さんが実際に体験して知ったことや、魚の生態に詳しい学者さんにお聞きしたことなので、嘘偽りはありません。
この絵本は、正しい知識であり、とっても不可思議な魚たちの「変」なことが、たくさん分かるめちゃめちゃ面白い絵本なのです!!
文中、主人公の男の子が、海女さんである自分のおばさんから聞いた魚たちのことで、「え、え、え〜!!へんなの!」と叫ぶシーンがあるのですが、読み進むうちに、男の子の台詞としてではなく、読んでいる私自身が本気で、「え〜!?変なのぉ!」と、叫んでいました。
とにかく、変で面白い、本当の話です。皆さん、ぜひ読んで〜!!