私の弟は、子どもの頃、有名乳酸菌飲料が大好きでした。
あれって、小さい容器なので、飲んだ気がしないのですよね。
毎日、1本づつ配達されるのですが、ある日、学校から帰って冷蔵庫を開けると、
私の分のふた開いていました。
でも、量は減っていませんでした。まあいいかと飲んでびっくり。
いつもと味が全然違います。母に言うと、弟がなぜか叱られていました。
と言うのも、弟が半分飲んで、なんと水を足していたのです。
人間の一番の欲は、食欲です。まして子どもには、目の前の美味しそうなものには、
我慢できないのもですよね。
この本を読んで、弟のかわいい(その時はそうは思えなかった)いたずらを思い出しました。