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あのくも なあに?」 伴門陶汰さんの声

あのくも なあに? 作:富安 陽子
絵:山村 浩二
出版社:福音館書店
税込価格:\429
発行日:2011年07月
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 9
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  • すごいっ!

    季節や天気によって色んな表情を魅せる“雲”が題材です。
    この作品を読んで、僕が小学生の時、友達の女の子が言っていたことを思い出しました。
    「わたし、雲をみて物語を考えるの」
    作者の富安陽子さんも、きっとそんな少女だったのでしょうか。
    当時の僕は、どういうことか理解できず、ただすごく創造力があるんだなと感心するだけでした。
    大人になった今は、やはり空想まではしませんが、夕焼け空をぼーっと眺めるのが好きになり、たまに「あの雲は何かに見えるね」と息子と話すことはあります。
    また、掴みどころのない雲を、実写のような絵で描ける人はすごいっ!と思うようになりました。
    この作品の見所は『くだもの だもの』の山村浩二さんの絵にもあります。写実的でインパクトが強いけれど、ほのぼのと親しみやすい画風が特徴的です。今回の主役は雲なので、キャラクターたちは一歩下がって、控えめに描かれているように映りました。
    僕の中で雲といえば積乱雲(にゅうどう雲)です。りゅうの棲家と表現され、見た目にも力強く、怖いと感じるほどの存在感。でもなぜか目を惹きつけて放さない魅力があるんですよね。
    また、朝焼けに染まるカーテン雲も、原画で見てみたいと思うほど綺麗な描写です。
    “ちいさいかがくのとも”として見る以上に、価値のある作品だと思います。

    投稿日:2011/06/14

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