毎朝、自転車で保育園に通う「おかあさん」と「まみこ」
雨の日も、風の日も、暑い日も、寒い日も、
毎日とっても楽しそうにおかあさんとまみこは
自転車で保育園に行きます。
息子も同じ。
毎日とっても楽しそうに保育園に通います。
保育園に行きたくないなんていったことありません。
でも、まみこの
「ほんとうは、ほいくえんにいきたくないときもあるんだよ」
の言葉に、胸がずきんと痛みました。
息子もきっとこんなふうに感じてるときがあるんだろうな。
そんな時、私はちゃんと息子の気持ちに気づいてあげられただろうか。
保育園でちょっぴり失敗をしたり、なんだか寂しかったり、
そんなときは本当はお母さんのそばにいたい。
まみこが初めて「いきたくない!」と泣いた時の、おかあさんの気持ち。
とってもよくわかる気がします。
だまってまみこをのせたお母さんの背中は
おこってゆれてたんじゃない。
きっと、まみこへの申し訳なさと、気づかなかった自分への怒りできっと震えていたんだよ。
保育園でもまだ「おかあさん きらい」と怒っているまみこ。
でも、あかとんぼを見たときに、やっぱり一番に話したくなるのはお母さん。
まみこの笑顔を見たとき、心底お母さんはほっとしたでしょうね。
こんなことを何度も繰り返しながら、母と子の絆はちゃんと結ばれていくんだなと思いました。
毎朝、とにかくばたばたとして、「早く用意しなさい」などと怒ってる私。
この絵本を読んで深く反省しました。
普段は絵本を読みながら、いっぱいおしゃべりする息子も、
この絵本を読んだときは、静かにじーっと読んでいました。
きっとまみこのココロと自分の気持ちがかさなったのでしょう。
きっとまみこも