ゾ ウくんが鼻をほじほじ、いい気持ち。
ネズミくんも鼻をほじほじ、いい気持ち。
…でも、カエルくんは
お母さんに鼻をほじっちゃいけないと言われています。
「どうしてだろう?」
3人で、お父さんやお母さんに聞いてみるけれど
やっぱりダメだと言います。
でも 指が抜けなくなるからとか、鼻が折れちゃうからとか……
その理由が、なんか変だゾウ。。
でも3人は変だとは思わずに「ゾウっとする!」と怖がって
もう鼻をほじらないと決心します。
でも気になって、おじいちゃんやおばあちゃんに聞いてみようと
近づいて行ってみると、、、
あららら……なんてことでしょう!
おじいちゃんやおばあちゃんが、お鼻をほじほじしていました。
鼻をほじっても怖いことなど起こらないと確認した後の
お鼻ほじほじは……最高に気持ち良かったようです。
私も子供の頃、母に
「鼻の中はバイキンが沢山あるからダメ!」と言われていました。
この本を読んで、子供達が堂々とお鼻ほじほじするようになったら
ちょっと困ってしまいそうです。。
だって、うちの子供達は女の子なかりなので。
いやいや、そういう問題だけじゃなくって、
やっぱり衛生上の問題も気になってしまいます。
でも絵本の物語としては、子供も共感し易くて
と〜っても楽しめると思います! おすすめ!
ドイツ人作者の本を高橋洋子さんが翻訳した作品ですが、
ゾウの台詞には「……だゾウ」などとシャレが入っていたり
センスが感じられ、内容の面白さを盛り上げているように思いました。