アンデルセン童話は、とても切ないものが多いですね。
あの人魚姫も、ディズニー版が原作どおりだと思ったら大違いで、びっくりされる方も多いのではないでしょうか。
赤い靴に心を奪われ、教会には赤い靴はダメと言われても、どうしても選んでしまいます。
すると、どうしたことでしょう。赤い靴が踊り始め、死ぬまでこのまま踊り続けろといわれてしまいます。
主人公が選んだ決断はとても恐ろしいものでしたが、その後、心から悔やむ主人公は静かに質素に生活を送ります。
主人公が赤い靴にどうしてそこまで惹かれたのか、虚栄心か、貧しかった幼少期が原因なのか、もっとよく読みこまないと分かりません。
子供が理解するのはちょっと難しいかもしれませんが、ルールを破ると大変なことになるという戒めにはなるかもしれません。