「だめよ、デイビッド」を読んで以来デイビッドに夢中な息子。
図書館の数ある本の中から「だめよデイビッドがある〜!」と見つけ出してきました。
今回もいたずらのオンパレード。
絵本だから笑っていられるものの、これが自分の子だったら、
毎日おこってばっかりだろうな〜私。
それに対してデイビッドのいいわけも、
確かに子どもがいいそうなものばかり。
「じぶんのせいじゃないもん」
「ボールが勝手にとんでったんだもん」
自分勝手な反省もない言葉。
きっと私も息子の口から出てきたら、おこっちゃうだろうな〜。
なんで素直に謝らないの!?って。
でも、巻頭にあった作者からのメッセージ。
『言い訳しているディビットが本当に言いたいのは「ボク失敗したくないんだ」と言う事だろうね』
これを読んではっとしました。
そうなんだよね。
私も子どものころ失敗して怒られるたびにいろいろ言い訳してたっけ。
「わざとやったわけじゃないのに・・・」
「こんなことになるなんておもってなかったもん・・・」
怒られたくないっていうこともあったけれど、
自分は悪い子じゃないんだよ、わかってよ、って気持ちがあったと思う。
まだまだ幼い息子は、いいわけをするほどの知能はなく(笑
全部素直に、むしろ大喜びで「○○くんがやったの!」と自己申告してくれますが、
もう少し大きくなると、いろいろ言い訳がでてくることでしょう。
怒らずに、っていうのは難しいことだけれど、
せめて、デイビッドのように、後で「ぼくがやったの。ごめんなさい」っていえるよう、しっかり子どもの心を受け止めてあげたいな。
デイビッドが最後にそんなふうに素直に白状できるのは、お母さんがデイビッドを信用して愛しててわかっていてくれるっていう安心感があるからですよね。
だからこそ、「ママ、大好き!」って安心して眠りにつける。
息子もこのシーンがやっぱり大好き。
「デイビッドかわいいね〜。もう、えーんえーんしてないね〜」なんて大人びたこと言ってます。