親の遺した3本のシャベル。金のシャベルは上の息子が、銀のシャベルは次の息子が、そして鉄のシャベルは末っ子のトムがもらいました。兄さん達のように、シャベルを売ってお金に替えることも出来ないので、トムはシャベルを担いで旅に出ます。
旅先で人の手伝いをする度に、シャベルに祝福を受けます。そして最後に小さな家に住む娘と出会い、幸せをつかむのです。
三人兄弟の末っ子が幸せになるという定番の昔話です。もらったものには一番金銭的な価値はないけれど、自分の気の持ちようでいっぱい幸せは転がっているものですね。
子ども達も熱心に聞いていましたよ。
それにしても、ウホウホと金、銀のシャベルを担いでいった兄さん達にも、幸せはやってきたのでしょうか。どうでしょう。