100匹のありが、1列に整列してご馳走を目指すシーンから始まります。
一番チビのありが、2列だと遅いから2列で行こうと提案して何とか2列で行進を再開します。
この時既に、ねずみ、ウサギ、鳥といった早い動物達は戦利品を持ち帰る最中です。
今度は、4列で行こうと提案して、4列での行進をするのですが、第2陣のリスとかが持ち帰るのとすれ違います。
こんな繰り返しをして、仕舞いには10列になって到着するのですが、整列に時間がかかりすぎたので、何も残っていなかったというオチです。
何と言っても整列して行進するありと、戦利品を持ち帰る動物達のコントラストが最高です。
特にアヒルがクッキーを食べながら歩いている様なんて、本当に楽しそうに見受けられました。
数の絵本として世に出たようで、確かに楽しみながら学べる絵本です。
でも、そんなことを考える前に笑ってしまうのではないでしょうか。
とにかく楽しい絵本なので、オススメします。