表紙がとても綺麗だったので、図書館で借りました。
じいじが育てたさくら山でのお話。
男の子とじいじはさくら山まで良く散歩をしに行きます。
冬にじいじが病気になってしまい、男の子はさくらの木に病気を治してくれるよう頼みに行きます。
何とか回復したじいじと、春にまた桜を見に行きます。そこには、今までに見た事もないぐらいの綺麗なさくらでした。1ページ、さくらの絵だけのページがあるのですが満開でとても綺麗です。
じいじは死んでしまったけど、沢山の思い出とじいじの作ったさくら山は決して忘れられない事でしょう。
じいじ思いの孫の心情が、とても共感できて心に響きウルウルしました。
偶然見つけて借りた本ですが、とても良い本に出合えました。
子どもにも、おじいちゃん、おばあちゃんとの時間を大切にして欲しいです。