内容的には「へんしんトンネル」と同じような言葉遊び。
シリーズ物の2作目、3作目ってネタ切れでイマイチなことが多いけど、
私の独断と偏見で感想を述べさせてもらうと、この本は なかなか面白いと思う。
(偉そうな言い方に聞こえたらゴメンなさい…)
タイトルこそ「…トイレ」ですが、やはりトイレネタだけでは埋め尽くせなかったようで、
割合的には、トイレネタは 全体の1.5割くらいです。
「へんしんトンネル」既読の方は2倍も3倍も楽しめ、
まだの方も、十二分に楽しめる作品だと思います。
個人的には、作者のあきやまただしさんが、家の中をうろついたり
図鑑や辞書などをペラペラめくったりしながら、
「へんしん言葉」を探して、ぶつぶつとつぶやいている様子が目に浮かんで
思わずクスッと笑えてしまいました。f(^∇^;
そういえば!
後ろの見返しにクイズが載っていました!
トイレの紙がなくなり困ってしまったオオカミさんは
一体、どうしたでしょう?
(答えは載っていません。『絵をよく見てね!』だそうです)
言われた通り、もう一度 ページを戻してオオカミのところを見ました。
トイレの扉から「紙を〜!」と震えながら差し伸ばした手のすぐ下には……
葉っぱが生えています。
もしかして、この葉っぱを紙の代わりに…!?
はたして、これが正解なのでしょうか?