最近、野球に興味を持ちだした小学2年の息子。新刊が図書館に有り、ちょうど良いタイミングと思って借りて来ました。表紙は広げると大きな臨場感溢れる観客席と三塁側からの視線で、今まさにピッチャーがボールを投げたところ・・・夏のモクモクとした雲と青空が眩しい。開いてみると野球場のある街並み。左の上端には小さな時計が9時。「今日はお父さんと野球を見に行く日です」と始まります。時間と共に野球場では試合が始まる前の準備風景や球場内の設備や道具の名前がフリ仮名付で書いてあります。野球場の楽しみの一つ、売店での買い物も盛り込まれていました。とてもいい試合だったなぁなんて親子の会話も弾みながら帰る道すがらをも想像できそうな、野球少年、かつて少年だったお父さん、あまり野球に興味のないお母さんが読んで見ても楽しいかと思いました。息子はますます野球を生で見たくなってきたようでした。