今の季節にぴったりの絵本を娘が選んできました。
とにかく、絵がすばらしくて、すみれを初めとして春の花々が細かく生き生きと描かれています。思わず外に出て、すみれやたんぽぽを見てきたくなります。また、ありやはちなどの虫は、実物は動いているので、子供が詳しくみるのは難しいのですが、絵になっていると、さまざまな特徴がつかみ易いようでした。ありの腹には縞模様があることや触覚が思っていたよりも長いことに感動しました。
残念だったのは、すみれの種についている白い固まりの説明が不十分だったことです。あれだけ話題になっていれば、何なのかが気になるのですが、白い固まりとしか出てこないので、物足りません。これ以上は、自分でしらべてね!ということでしょうか。
日常の光景に科学があることを気づかせてくれた1冊でした。