不登校になる子は、内気な子という先入観を勝手に持っていました。
どこにでもいる、明るい元気な子、周りに気遣いが出来る優しい子、本当に誰がいけなくなるかなんてそれはわからないと感じるこの頃です。
最近は珍しいことではなくなり、子どもの学校でも学年に何人かいるし、テストだけ別室で受けている子も大勢いると聞きました。
一昔前までは、みんな頑張っているんだから。とか学校へ行けた日には
偉かったね。などと・・不登校=悪い事、甘えているといった偏見もあったかもしれません。そしてわが子を思い詰めてしまっていたでしょう。
しかし、行かなくてはならないことは本人が一番わかっていてそれでも行けなくて傷ついています。それに気づいてあげる必要があります。
ここにも書いてありますが、いのちの休憩時間です。
長い人生の間でちょっとくらい休憩したって大丈夫だよ。
無理していない?
休んでいいんだよ?そんな言葉がけで心をほぐしてあげる必要もあるのだと気づきました。
そんな優しいメッセージがたくさん詰まっています。
自分の身近な大切な人も突然いけなくなった時期がありました。
卒業式も出ませんでした。それを支えている家族の気持ちを見ていると、自分ももっと理解したいと考えるようになりました。
そして、自分の子どももいつか同じような状況になる事だって全然珍しくないんだと感じています。
そして、その子は2年経った今、元気に自分の好きな事に向かって笑顔で進んでいます。いのちの休憩時間をたっぷりとったからだと思います。
焦らなくて大丈夫・・
自分のお子さんがまさか不登校なんて・・と思っている人も多いでしょう。
でも、思春期のお子さんがいる方なら、少なからず我が子に対して悩みがあるはずです。何かのヒントが見えてくる本です。
そして、もしお子さんが不登校で悩んでいる方なら、きっと今の悩み、不安を共感してもらえ、肩の力が少し抜けるかもしれません。