新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

話題
かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!

  • 笑える
  • 盛り上がる
  • ためしよみ

うしとトッケビ」 アダム&デヴさんの声

うしとトッケビ 作:イ・サンクォン
絵:ハン ビョンホ
訳:おおたけ きよみ
出版社:アートン
税込価格:\1,650
発行日:2004年03月
ISBN:9784901006675
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,226
みんなの声 総数 14
「うしとトッケビ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • 魅力的な牛の表情に笑わせてもらいました

     韓国のたくさんのお話の中で、登場人物たちが、随分警戒し怖がっているのが、トッケビ。
     今回はトッケビが何をしたのだろうと、ワクワクしながら読みました。
     
     天涯孤独なトセルは、全財産をはたいて買った牛と一緒に薪売りをし、覇気のないその日暮らしの生活をしていました。
     ある冬の日、家路を急ぐトセルと牛の前に森の中から、助けを求めるトッケビが…。
     
     傷ついて術が使えなくなっているトッケビを、あろう事か牛のお腹の中にふた月もいれてやるなんて。
     これだから面白い。おもわず気持ちが前のめりになります。
     
     トッケビは入れてもらったお礼を守り、結果トセルは心ならずも仕事に精を出すようになるところが笑えます。
     
     やがて、ふた月を待たずして、不安になるほどの牛のお腹の膨張っぷり。
     「なでなでしたくなっちゃうね」と、我が息子。

     お腹の中からのトッケビの脱出劇に大笑い。
     義理堅く、礼儀正しいトッケビのおかげで、トセルの人生観も変わったようですね。
     今回のトッケビは、福をもたらしてくれた良いトッケビでした。
     
     日本の『天下一の馬』の翻案作品だそうですが、韓国の風土を感じながら楽しめた作品でした。
     お話は、時代・国を渡って、それぞれの風土に馴染むものに育っていくのでしょうね。
     ハン・ビョンホさんの絵は今回もユーモラスでした。
     たくさんの魅力的な牛の表情に笑わせてもらいました。

    投稿日:2009/11/05

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「うしとトッケビ」のみんなの声を見る

「うしとトッケビ」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / おつきさまこんばんは / ぐりとぐら / じゃあじゃあびりびり / ねないこ だれだ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(14人)

絵本の評価(4.53)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット