まだ子供が居ない時に、何かで紹介されているのを見て知り、思わず買って読みました。
今までは、おかあさんの愛情をひとりじめしていた猫ちゃん。
でも、おかあさんは、新しくやってきた赤ちゃんのお世話で忙しくて…
私自身、長女なので、猫ちゃんの気持ちが、痛いほど分かって、ぼろぼろ泣いてしまいました。。。
自分が母親になってからは、我が家は一人っ子なので、二人目を出産したママ友へのプレゼントとして、いつもこの本を贈っています。
お姉ちゃんになる上の子(だいたい3歳前後)へのプレゼント、として渡すと、早速子供は「読んで読んでー!」となりますが、ママがお膝に乗せて読んであげると、だんだん、ママは目がうるうる。 子供も、おとなしくじーっと聞き入っています。
読み終わった後の、ママの優しい顔と、抱っこされて嬉しそうなお姉ちゃんの表情が印象的でした。。。
プレゼントしたママから、「あれから、すっかりあの本が気に入って、”これは○○ちゃん(そのお姉ちゃん)のお話だよ!”なんて言いながら、読んで読んでってせがみにくるよ。」と後日談を聞きました。
下の子が産まれると、上の子はついつい後回しにされがちですが… そんな時、リラックスして、親子でゆったり読んでほしい絵本だなぁ…と思います。
(私が子供の頃に、この絵本があったら良かったのに!!と、思ったものです(笑))