家に赤ちゃんがきた時の猫の気持ちが描かれた本ですが、
お兄ちゃん、お姉ちゃんになる子どもの気持ちと重なり、
自分にもちょうど2人目の赤ちゃんが生まれたときに読みました。
「ちょっとまって」の言葉。
いつも上の子に悪いとは思いつつも言ってばかりです。
後回しにばかりさせられる上の子の切ない気持ちが
猫を通して痛いほど伝わってきて、
「あとでいいから、すこしでいいから」
の部分で涙があふれてきました。
上の子に愛している気持ちをたくさんたくさん
伝えてあげようと感じさせられる本でした。
忙しくてつい上の子にイライラしてしまう時にも
この本を読んでいます。
あたたかく、迫力のある絵もとても気に入っています。
上の子はまだ2歳で内容の理解は出来ているのかわかりませんが、
赤ちゃんの絵を見て下の子の名前を読んで喜んでいます。
ママにも子どもにも、人の気持ちを考えさせてくれる
とても良い本でした。